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オステオパシー整体院 Harmony★☆★ jomaoc.exblog.jp

体と心を癒す極楽手技セラピー。


by jomaoc
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腰痛 その①~オステオパシーでの考え~

腰痛は、多くの人を悩ませる。

整形外科に行ってレントゲンをとっても「問題ない」と言われ、
レントゲンに問題が写る時は、
ヘルニアだったり、椎間板すべり症などと言われたり。
だけど、湿布や牽引治療をしても痛みは改善してこない。

マッサージに行っても、その時は気持ちがいいけど、
すぐに痛みは、復活する。

**** 腰痛はどうしたら、よくなるのだろうか? ****





まず考えないといけないのは、

**** 腰痛とは、一体、何なのか? ****

それを考えていきましょう。

身体は、素晴らしく良くデザインされている。

骨格を成す骨組も、それに付着する筋肉も、
そして、それに沿うようにある神経や血管やリンパ管も、
それ以上考えられないという程の、
絶妙な位置にあり、私達の身体を機能させ、動かす。


観察すればする程、身体は、
宇宙が創った最高のアートなんだと感嘆する。


完璧な長さを測定して造られた木の家が
湿気や乾燥や温度差により、その構造に歪みが
生じてくる時、床がギシギシなったり、
ピシッパシッと大きな音がしたり、
ドアが開けにくくなったり、、、。

それと同じように、
その宇宙の創造物である身体も、
歪みを起こすと、キィキィときしみだす。

構造の歪みは、血液やリンパ循環を妨害して、
筋肉を緊張させる。

内臓は、緊張した筋肉や靭帯に引っ張られて下垂したり、
栄養豊富な動脈血液が足りなかったり、
毒素を排泄する静脈血液が出て行けなかったりで弱り、
重くなり下垂してくる。

こんな風に、構造の歪みによって、内臓も弱ってくる。

身体は、それをフォローするように、
構造を変えて適応する。
でもその構造の変化は、
より身体をきしませることとなる。

もしこの変化が、身体が耐えられる限界ギリギリ
のところだったりすると、
身体をヒョイとひねったりする
ちょっとした動作やクシャミなんかで、
激痛を伴うギックリ腰に発展することも多い。

ギックリ腰は、突然なったかのようだけど、
実は、下準備はバッチリできていて、
最後の、軽いひと押しを待っていただけなのです。

だからギックリ腰をよくやってしまう人は、
身体のメンテナンスが必要な人です。

こうやって、全てが連鎖していく。
その構造の適応は、
足先から頭まで縦横無尽に連鎖してくる。

身体は、柔軟に変化に対応してくれる。
だけど、その度合いが過ぎると、
痛みや違和感などで、異常を訴えてくる。

**** 腰痛とは、一体、何なのか? ****

こんな風に考えていくと、
「腰痛」は、身体の訴えのひとつなのだとわかります。

私が、腰痛を持つ方をみると、必ず原因が見えてくる。
原因の無い腰痛は、ほとんど無い。

腰痛の原因のベースの多くは、
構造の問題なのかもしれない。

ちょっと長くなりそうなので、今回はここまでにしますね。
次回は、そんな腰痛へのアプローチを検討した
「腰痛 その②~オステオパシーでのアプローチ~」です。



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オステオパシーセラピスト:神永~kaminaga~
by jomaoc | 2010-04-25 23:38 | 臨床memo | Comments(0)