気管支喘息

「調子はどうですか?」

セラピーを始めるときには必ず聞きます。

「最近、絶不調なんです、、、。」

「どうしました?」

「1週間前から、気管支喘息がでてしまって、
 毎晩、薬を吸入しています、、、。」

呼吸が苦しいというのは、とても辛いものです。





私も昔は、気管支炎をわずらっていました。
「呼吸しなければ どんなにか楽になれるのに、、、。」
そう思って できるだけ長く呼吸を止めたり、
できるだけ浅い呼吸をするようにしていました。

オステオパシーを勉強しだしてから、
呼吸がとても大切なことだと知りました。
身体の生理的な機能の駆動力になるだけでなく、
身体を動かすエネルギーをも吸収する 大切な呼吸。
精神へも大きく影響します。

気管支炎に苦しんでいた頃の私は、その分、生きてないのかもしれない。
しかも、夜、眠れないというのは、寝不足になるだけでなく、
理解してもらえない、、、救われない、
という悲しみが少しずつ積もっていくのです。

例えば、中学生の時の林間学校で、夜、気管支炎の症状がでてしまい、
呼吸ができないから、横になれない時。
「気管支炎」という症状を知らない先生から、
寝ないからといって、叩かれたこともありました。
あの先生のこと、ちょっと恨んでいます。

でも、この苦しさを知らない人は、仕方がないのかもしれません。
だから、気管支炎や喘息がある人には、本当に回復して
大きく息が吸える喜びを味わってもらいたいのです。

先ほどのクライアントの方の全身をチェックしてみると、
免疫系の臓器がかなり圧迫を受けているのがわかります。
骨格もかなり歪みが強くなり、そうなると当然、首のねじれも
強く、頭蓋骨もカチカチです。
そうすると 結果として脳脊髄液の循環も滞ります。
喘息がでているというのが、納得できる状態です。

時間があまりなかったので、40分ほどかけて、
免疫系の臓器が のびのびと活動できるように調整します。
それにあわせて、骨格も調整。
首は驚くほど、ゆがみが強く、
「こんな状態でよく、頑張っていましたね、、、。」と
思わずにはいられません。

首の強いねじれは、頭の中にまで影響します。
頭の中だって、ねじれるのです。

手早く、ねじれをとっていくと、
熟睡しきっていたクライアントの胸が大きく膨らみ、
「ふぅー」と大きくため息をついて、呼吸の仕方が変わりました。

そして、身体の中心を流れる脳脊髄液が、セキをきったように
流れ出します。まるでダムの放流です。
「いい感じ。」
ちょっとニンマリする私。

「さぁ、起きて下さい。」

どうしようもなく眠いところで、起こされて
わけもわからず起き上ったクライアントをチェックすると、
身体のバランスも、いい出来です。
「たぶん、もう、大丈夫ですよ。」

「あぁ、すごく気持ちよかったです。すごく眠いです。」
そうです、妨げられていた循環が回復する時は、
すごく気持ちよくて、すごく眠いのです。
特に、頭の循環を回復している時は、
「どこかにトリップしてました。」
多くの人が、そういいます。

後ほど、経過を聞いたところ、
その日の夜から、喘息の発作はでなくなったようです。
そして、「3日後には、絶好調になりました!」といっていました。

循環は、一歩遅れて回復していきます。
オステオパシーは、施術をしてそれでおしまいというわけではなく
それから、少しずつ回復をしていくのです。
やっぱりオステオパシーって素晴らしいなぁ。
スティル先生(オステオパシー創始者)って、天才だな。
と あらためて思うのです。

●● オステオパシー整体院「Harmony」●●
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by jomaoc | 2008-07-12 00:17 | 臨床memo | Comments(0)